橋下徹に学ぶアドラーの心理学
橋下徹氏、羽鳥アナウンサーと新番組を始めるそうです
その名も「橋下×羽鳥の新番組始めます!」だそうです。
橋下さん、政治の世界にもう少しこだわるのかな、と思っていたのですが、芸能界帰ってきましたね。8年間人生をかけて政治活動をされてきたのですが、本当にすべてをかけて政治活動をされきったのだな、と改めて感じます。
橋下さんの政治については、好き嫌い、応援したしなかった等あると思いますが、彼が大阪の政治に世論の関心をより集めたという功績は疑いようがないですね。
今回は橋下徹氏の言葉から、彼の考え方を学びたいと思います。
嫌われることを恐れていたら、改革はできない。
私たちは地球上の全員に好かれることはできるでしょうか。
とても難しいでしょう。
逆に、全員に嫌われることはできるでしょうか。
これもまた難しいでしょう。
全員に好かれたいと思い、努力をして大勢の人に好かれたとしても、中には、人に好かれている人が嫌いだという人がいます。そして全員に嫌われるような、例えば悲惨な殺人事件を起こし、世間から疎まれるようになったとしても、その受刑者のファンクラブができることも珍しくないことなのです。
「誰にも嫌われもしない」ということが、もし達成できたとしたら、それは同時に誰からも好かれていない、もっというと「誰にも知られていない」という状態かもしれません。
でもそんな生き方はまず送れないですよね。
つまり、どんな風に生きたとしても、好かれることも嫌われることも、どちらもあるということです。自分を好きでいてくれる人も、嫌いな人もどちらもいるということです。
これは原則です。
何か大きなことを成し遂げようとすると嫌われる可能性があります。しかし何もしなくても嫌われる可能性はあるのです。
であるからこそ、「好かれよう」、「嫌われないようにしよう」ということはいったん横においておくべきではないでしょうか。
何よりも大切なことは自分らしく生きることです。
一目を気にせず、自分の心に従って志を見せた橋下徹氏のように、人生を使っていきたいと思います。
アドラーの心理学をちょっと絡めて
題名に橋下徹に学ぶ、アドラーの心理学と書いたにも関わらず、締めるところでした。
^^;
橋下徹氏の言葉「嫌われることを恐れていたら、改革はできない。」は、最近流行ったアドラー心理学についての自己啓発書である「嫌われる勇気」を彷彿させます。
誰かの期待を満たすために人生を使うな、という考え方は、まさに橋下さんのおっしゃるところと同じだと思います。
心理学者アルフレッド・アドラーの言葉で締めたいと思います。
人生が困難なのではない。あなたが人生を困難にしているのだ。人生はきわめてシンプルである。
重要なことは人が何を持って生まれたかではなく、与えられたものをどう使いこなすかである。
苦しみから抜け出す方法はたった1つ。他の人を喜ばせることだ。「自分に何ができるか」を考え、それを実行すればよい。
「やる気がなくなった」のではない。「やる気をなくす」という決断を自分でしただけだ。「変われない」のではない。「変わらない」という決断を自分でしているだけだ。
「すべての悩みは対人関係の課題である。
仙人のような世捨て人でさえも、実は他人の目を気にしているのだ」
こんな言葉を心に留めて生活をしたら何かが変わるかもしれないですね。