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普段味気のある話題を見聞きしない名言マニアの管理人が、巷で話題なトピックから<刺さる言葉>を発掘していきますよ。

マツコ喜ぶ!「でかい私にビックな賞、うれしいわ」 と、コメントが秀逸★

マツコ・デラックス、科学分野でも大活躍【マツコロイド先端科学技術賞を受賞】

マツコロイド、ご存じですか?

ご存じの方も多いと思いますが、「マツコロイド」とは、ピリ辛毒舌でお茶の間に大人気のタレント マツコ・デラックスさんの双子と見間違えるほどそっくりで精巧なアンドロイドのことです。 

「マツコとマツコ」というタイトルで土曜日の夜から、世界初のアンドロイドと共演するバラエティー番組がありまして、残念なことに番組自体はすでに最終回をむかえておりますが、その番組企画でマツコロイドが誕生しました。

マツコさんは潜在視聴率がダウンタウン有吉弘行氏をおさえてトップだと一部週刊誌でも噂されるほどの売れっ子タレントです。なので視聴率が低迷しての番組打ち切りではないようですが製作費がかさみ過ぎたのでしょうかね?

ちなみにこの番組はhuluという動画配信サービス上で見れるのですが(2016年3月現在)、最初視聴したときは度肝を抜かれました。^^;

画面いっぱいに広がるマツコ×2。エヅラがなんだか異様で目をひきます。さらにマツコロイドが最新の技術を使ったアンドロイドだなんて、ちょっとワクワクしますよね。

下は公式サイトです。マツコさんとマツコロイドのツーショットが見れます。

そんなマツコロイド、「先端科学技術賞」を受賞しました。素晴らしいデジタルコンテンツを表彰する賞なのですが、そのマツコさんのコメントが秀逸です。

 

マツコさんの秀逸コメントとは?

「でかい私にビッグな賞。うれしいわ。」

マツコ・デラックス

このコメントは素晴らしいだと感嘆しました。

それからユニークで、思わず声が漏れるほど笑ってしまいました。

 

よくマツコさんは謙遜して自己表現しますよね。毒舌キャラでありながら、自分にも猛烈に毒を吐くところが好感度の高さの秘訣だと感じます。

 

そして、この「でかい私」と「ビッグな賞」の単語を並べるのが、なんといっても秀逸です。

「マツコさんのチャーミングな自虐」(でかい私)と「賞への賛辞」(ビッグな賞)を並べることで、その意味のギャップと共通性を楽しめる大喜利のようなコメントだと感じました。マツコさんは頭の回転のはやい人ですね。

またこの「でかい私」というのは卑屈な自虐言葉ではありません。「謙遜」と「ビッグマウス」がまじった意味で使われているのです。

謙遜しながらもビッグマウス、マツコさんの言葉の説得力は、こういった言葉の選び方にあるように感じます。

 

言葉選びは大切です。その言葉は私たちの思考をつくりあげるからです。日々、使う言葉の中で私たちはセルフイメージを固めていきます。

自分をどのように表現してますか?

その発言がそのままセルフイメージとなるのです。

 

そしてセルフイメージは、とても大事です。

私たちは意識的せよ、無意識的にせよ、セルフイメージに近づけようと生きます。

そして、注目してほしいポイントはセルフイメージとは、事実である必要はなく、私たちが “勝手に” つけたラベルに過ぎないということです。

 

「でかい私」とマツコさんが表現しましたが、まったくもってマツコさんは「でかい私」のイメージそのものだと感じませんか?

「肥満な私」というほど身体にコンプレックスを持った表現でなく、「ビッグな私」というほど うぬぼれた表現でない。

「でかい私」と聞いてどんなイメージを持ちますか?

私は、「寛大」「存在感がある」「影響力がある」どこか自虐的に「幅をとる」「体積が大きい」というイメージを持ちます。しかし自虐でも卑屈にきこえるかというと全く卑屈に聞こえません。どちらかというと清々しいほど「あけっぴろげ」で「大胆」「ポジティブ」な言葉にきこえます。

 

「でかい私」、この表現まさにマツコさんそのものじゃないでしょうか?

 

といったように、自分をどう表現するかによってセルフイメージが変わります。

どうせ自分のラベルを貼るならば、ポジティブなものが良いと思います。これまで付けてきたせイメージもより良いものにアップデートすることが可能です。

勘違いや思い込みでもいいので、自分を表現する良い言葉を繰り返してみてください。やがてセルフイメージが 上書き更新されていきます。

 

より良いセルフイメージをつくることで、素敵な人生を過ごしたいものですね。